人体実験の結果

記憶はないが自分のブログによると、強烈なダイエットは10月26日で一旦終了。その後やんわりとダイエットをして、10月30日と11月2日に古いオリーブオイル中毒で食った物が消化吸収されず、結果的に11月2日までダイエットをしていたことになる。

それ以降は結構食っているので、栄養不足はないと思われる。血液データもダイエット中に比べると多少改善していると思われる。

強烈なダイエットによるオーバートレーニングのせい(と思っていた)でいろんな症状が出ていた。例えば、いつものように力を出し続けられない、疲労が抜けない、ちょっとした運動で心拍が上がりまくる、体がだるい、いつも眠い、しょっちゅう立ちくらみがする、やる気がない、闘争心がない、等々。

まともに食い始めて1週間後の11月9日に血液検査をし、今日結果をもらった。検査員の不手際で一部調べたいところが調べられてないので、来週再検査するのであるが、今回の結果から分かったことは、

①低栄養による低タンパク血症

5.5g/dl(正常値6.5~8.5) これは過去最低記録である。元々低めだが、6台後半はあった。

血清タンパクにはアルブミンとグロブリンがあり、アルブミン値を知りたかったのだが、検査員が検査し忘れたらしい。

測定していなくても、これだけ総蛋白が低ければ、アルブミンも低いのは間違いない。アルブミンは肝臓で作られるので、肝機能障害があっても低値となるが、同じく肝臓で作られるコリンエステラーゼが250(正常値185~431)と問題ないし、AST、ALTも正常値だったので、肝機能障害によるものではない。因みに、検査をする少し前まで食欲抑制薬やLIPO6をたまに飲んでいたが、肝臓はダメージを受けていなかった。以前、食欲抑制薬を飲んでいた時、2回続けてALTが少し高かったのは、他の原因のようである。何が原因やったんやろ?

アルブミンが少ないと浮腫を起こしやすい。それに、つい最近知ったのだが、アルブミンは運動中に脂肪酸を筋肉まで運ぶ役割も担っているらしい。その運搬役が少ないってことは、筋肉に脂肪酸を十分届けられないってことじゃないのか?もしこの仮定が事実だとしたら、グリコーゲン満タンでもパワーが持続しなかったことに説明が付く。

②貧血になりかけ

ヘモグロビン量が13.7g/dl(正常値13.0~18.0) 

自転車を始める前は16台だった。自転車を始めてからも14~15ぐらいはあった。

赤血球数が428万(正常値410万~520万) 

自転車を始める前は500万前後だった。自転車を始めてからも450万ぐらいはあった。

ヘビースモーカーだから、非喫煙者よりは少し高くなるので、もしタバコを吸っていなかったら、既に貧血の域に達していると思われる。

立ちくらみをすることが増えたり、弱めの運動強度でもえらい心拍が上がることがあるのも貧血のせいだろう。

この前の朝練でのヒンキーの指摘は半分当たっていた。ヒンキーの貧血は鉄欠乏性だったが、僕の場合は栄養失調(タンパク質不足)によるもの。

鉄は十分摂っている。赤血球を作るのに葉酸や何やら微量にいる物がいくつかあるが、これらも十二分に摂っている。足りないのはタンパク質だけ。1日当たりのタンパク質摂取量としては十分足りているか、むしろ過剰なはずなのだが、炭水化物を極端に制限していたため、糖新生(多くの方がハンガーノックと勘違いされている状態)が頻発し、それでも運動を継続していたため、足りないブドウ糖をタンパク質から作り出していたのだろう。タンパク質を多く摂っていたためか、糖新生が起こりまくっていた割には筋肉はそれほど減っていない。

 

この2つ、低タンパク血症と貧血(気味)が最近の調子悪さの原因と思われる。

 

他のデータは、

尿素窒素15.2(正常8.0~20.0)

いつもは20を少し超えている。これが低いのもタンパク質不足が疑われる。

 

起床時、空腹時の採血なので、ほとんど影響はないと思われるが、絶食時間は9時間ぐらいと少し短く、検査前日は牛丼尽くしで肉と米を食いまくった日だったので、脂質系は多少高めに出る可能性があるが・・・

総コレステロール153(130~220)

  これも過去最低値じゃなかろうか?

HDL-コレステロール63.4(35~70)

  いわゆる善玉コレステロール。高い!

LDL-コレステロール90←計算値(70~139)

(訂正)LDLは総コレステロール-HDL-約10になるみたいなので90じゃなくて80ぐらいでしょう

  いわゆる悪玉。低い!

中性脂肪76(60~150)

  低い!

運動してたら脂質系の値は優良であります。

調べた範囲の項目では、他はすべて正常値だった。

いつも高値なクレアチンキナーゼの測定を忘れた。激しい運動をして筋肉を潰しているので、いつも正常値より高い。今度の再検査で測ってみよう。

 

【結論】

運動競技をする人は、糖新生を頻繁に起こすようなダイエットはやめておこう!パフォーマンスが落ちまくりですわ~

 

【教訓】

シーズンオフに強烈にダイエットをするのは、体を壊さない程度なら許容できるが、シーズン中にこんなダイエットをすると、そのシーズンはほとんど終わってしまう。また一つ勉強になった。

 

昨日までオーバートレーニングを疑っていたため、十分に休養と栄養を摂ったら、今朝はアホみたいにパワーが出た。いつも全力で400W台を30秒維持して上る坂道が、今日は8~9割の力で500W台を維持できたし、昼休みに、サカタニ本店前の激坂を楽々25km/h維持で上り切った(いつもは調子が良くて20km/hぐらい)。これが本来の力なのよ~

ただ、ほんの30秒とか1分とかの話で、この血液データからすると長時間持続はできないでしょう。

まあ、少しパワーが戻っただけでも嬉しいんだけどね~!

 

次回は、7月の事故後運動していなかった時の血液データとの比較などを書いてみます。特に脂質系が興味深いのです。

この記事へのコメント

  • たか

    こんばんは。

    最近、ダイエットしたいのに食欲がガマンできずに食べてしまい、ダイエット前よりも少し重いです・・・
    そこで、オベスタットかシブトラミンを試そうか考えています。
    オベスタットはレッドさんには副作用があったみたいですね。
    シブトラミンも副作用があるみたいですね・・・
    食欲を抑えたいなってのがあり悩んでいます。
    とりあえず、どちらかを試そうかな・・・
    2011年11月22日 18:06
  • ストーンブラック

    こんばんは!
    不調の原因がはっきりして良かったですね☆
    凄く安心しました(^_^)ゞ
    僕は今年5月に過去最低な状態に陥ってしまいましたが、原因が不明な間は自転車を辞めることを考えるほど落ち込みました↓↓
    根性で辛い練習を続けても遅くなってしまうことが受け入れられない感じでした!!
    今となればよい勉強だったと思いますが、自転車は奥が深いですね(-_-;)
    また次回朝練でお会い出来るのを楽しみにしています☆
    2011年11月22日 18:22
  • レッド

    たかさん

    こんばんは
    いや、副作用だと思っていたんですけど、①の9行目「食欲抑制薬やLIPO6・・・」の食欲抑制薬とはオベスタットのことです。この前のダイエット以降も時々飲んでますが、肝機能に対する副作用はなかったみたいです。僕の勘違いでした。すいません。他の副作用と言えば、一般的に言われている口の渇き(喉が乾くんじゃなくて口の中が完走した感じ)と視界がぼやける(少し瞳孔が開くせい)ぐらいですよ。
    自己責任になりますが、一度お試しになってもいいかもしれませんね。シブトラミンもオベスタットも同じ成分ですわ~
    2011年11月22日 20:11
  • レッド

    ストーンブラックさん

    指摘してもらった時も貧血を少し疑ってはいたけど、ホンマにここまで落ちているとは思いませんでした。細かいことは書いても理解しにくいので書いてませんが、他のデータから鉄欠乏性ではあり得ないんです。まさかタンパク質が足りてないとはね~
    炭水化物が足りないとタンパク質もエネルギー源になるのは知ってたけど、ここまでとは…

    僕も同じように、ヒルクライムをやめようかと、この前の朝練の後で思いましたよ。体調万全のはずだった前回の朝練であの無様さには我慢できんかったんです。でも、僕の性格上、負けたまま引き下がる訳がありません。思っただけなんですけどね。

    今日の昼、リーダーに「人体実験やりすぎや!」と注意されましたが、こういう失敗はいい経験になります。持久系の競技は奥が深くて、色々考えることがあって面白いです。これからもがんばりますよ。
    回復に専念したいので、今度の日曜の朝練は多分休みます。
    明日香ヒルクライムもただ走りに行くだけになるでしょうけど、徐々に回復させますから、待っててください。赤血球を増やさなあかんから、時間がかかりますが、2か月後にはそれなりに、4か月後には完全復活してやります[E:rock]
    朝練で先頭争いできないとおもろくないですからね~
    2011年11月22日 20:22
  • たか

    そうですか、安心して試せそうです。ありがとうございます。

    ところでレッドさんはお菓子やチョコレート好きですか?
    疲れたり、イライラすると食べたくなりませんか?
    脳が食べろと信号を出しませんか?
    僕は誘惑に弱いみたいで、直ぐに食べてしまいます・・・
    どうやってガマンしているんですか?
    単純にガマンが一番なんでしょうかね。
    さすがにゼニカルは僕には厳しいです。
    ランニング中に『プッ』としたら、パンツがビチャビチャなんて(笑)
    ちょっと怖いです。
    2011年11月22日 21:24
  • レッド

    たかさん

    先日300㎞一緒に走った友人も同じ薬を使ってますが、特に気になる副作用はないそうです。口コミなどをみても、女性も使っていた人が多いみたいですので、一般的には命にかかわるような副作用はないんじゃないでしょうかね?

    僕はお菓子、特に洋菓子は大好きですよ。アイス、ケーキ、プリン、チョコレート、クッキーなど大好物です。脳挫傷で嗅覚がやられてからチョコレートは変なにおいがしてダメになった種類もありますが、過去の思い入れが強く食べてしまいます。
    そう、食べたいときは食べるんですよ。最近変わったのは、量が少なめの物、全部食べてもカロリーがそれほど多くないものを選んで買うようにしています。どうしても食べたいけど一包装がカロリーが高いのしかない場合は、自分的に許容できる範囲内のカロリー分だけ食べて、残りは嫁や子供にあげてしまいます。まあ、たまにはドカ食いもしますが、その分はなるべく翌日に取り返すようにしていますよ[E:wink]

    もう一つの作戦として、まずリンゴやグレープフルーツを2つぐらい食べてから甘いものに手を出したりもします。そうすれば、血糖値が上がってるせいか、食べる量が少なくて済むんです。以前は寝る前にハーゲンダッツのマカデミアを10個一気食い(3300kcal)をしょっちゅうやってましたが、果物を先食いすることで3個で済むようになりました。

    ゼニカルは僕も嫌いです。ものすごく油を大量に食ってしまったときに仕方なく使って、翌日はナプキンを尻にあてておき、仕事が終わったらすぐに下剤(ミルマグ)を飲んで全部流してしまいます。体に良くないですけどね。
    2011年11月22日 22:14
  • 鍋谷スト

    なるほど…ダイエットもいろいろ勉強しないとエライ目に合いますね!
    私もここで少しづつ勉強させて頂いてます[E:good]
    でも、レッドさんみたく根性がないので極端なダイエットは出来ませんが[E:coldsweats01]
    2011年11月23日 18:44
  • 河合

    不調の原因が血液のデータで判明したんですね
    何だか凄くホッとしました!
    しかしタンパク質の不足が原因だったとは(汗)
    ストーンブラックさんの鉄欠乏症も原因が分かってから
    きちんと対処して今の好調まで来ているので
    レッドさんも元の強烈な走りを取り戻せると信じています

    いつも様々なデータ・角度から分析して記事を書いておられて
    本当に勉強になります、僕ももう少し色々身体の事とか
    理解しなくてはです
    (好調不調の原因も分からず結構振り回されてますので)
    2011年11月23日 22:29
  • たか

    以前に紹介していただいたベストくすりでは売り切れで、かつヨーロッパとアメリカで製造中止になったらしく入荷予定無しとの回答でした。

    もう1つ紹介していただいたところは在庫があるとの事でしたので、試しに1つ購入してみます。
    飲んだ感想などまた書き込みしますね。

    ところでお友達は食欲抑制の効果はどのように感じているのでしょうか?
    またお聞かせ下さい。
    2011年11月23日 22:34
  • レッド

    鍋谷ストさん

    僕みたいな極端なダイエットを2週間も続けたらあきませんね。
    少しずつ痩せるといいのはわかってるんですが、今回はあまりにも太り過ぎていたので、やりすぎてしまいました。

    鍋谷ストさんの体重は丁度いいぐらいなので、きついダイエットをする必要がなくて羨ましいですわ~
    2011年11月24日 13:27
  • レッド

    河合さん

    今回の不調は意外な原因でした。このブログをかいた後で調べたところ、治療が必要なぐらいまでタンパクが減ってたんですよ。ダイエット終了時はもっと減ってたんでしょうね。そら、速く走れませんわ~

    河合さんの場合は、今のやり方で丁度合ってるんじゃないですか?体重が増えても、脂肪で増えてるんじゃなさそうなので、レース前にはすぐに落とせてますし。

    河合さんの、好調不調は、練習の疲れが残ってるかどうかが主な原因じゃないんですかね?
    明日香、頑張ってくださいよ~!
    2011年11月24日 13:32
  • レッド

    たかさん

    購入できそうで良かったです。

    友人は僕と同じ感想で、空腹に耐えるのが楽になるけど、気を抜くとドカ食いしてしまうと言ってました。
    薬を使っても、食べる量を減らそうという気持ちがないと効果が少ないんじゃないでしょうかね。

    僕は昨日の夕方に薬を飲みましたが、その後晩メシ以降フードファイトしてしまいました。なんぼ食っても満たされなかったんです。気持ちの問題も大きいです。
    2011年11月24日 13:35

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