自転車におけるセラミックベアリングとステンレスベアリングの差

自転車にセラミックベアリングを使ったってほとんど意味がないと思っている。思ってはいるが、厳密に比較すればセラミックの方がグリスが少なくて済むから回転は微妙に良いだろうし、ごく僅かながら軽量化にもなる。値段はセラミックは法外、ステンレスは「そんなもんやろ」という程度。

無駄金であることは分かってはいるけど、セラミックのラインアップがあると、セラミックを買ってしまうアホの一人である。

全く条件が同じなら、ステンレスよりセラミックの方が良く回るのは確かっぽい気はする。しかし、TNIのBB30用セラミックベアリング(ボールだけ)の回転の渋さには驚いた。ボールはEnduro ZEROと同じくグレード3(よう知らんが、かなりええらしい)。理由は簡単。グリスを詰め込みすぎなのであった。TokenのTiramicもグリスが多すぎて使い始めは回転が渋い。こなれてきた頃にはブッ潰れる。全然あきまへん。FSAのセラミックも最初は全然回らんかった。Enduroは買ってすぐから回りまくる。他に比べるとグリスが異様に少ないのである。FSAもTNIもシールを剥がし、グリスを洗い落とし、特製ブレンドのNUTEC製グリスを少量塗ったらメチャメチャ回るようになった。但し、手で回した時はTNIの回転は少々渋め。ベアリングの回転はボールの善し悪し以外に、いらんところに摩擦が生じて回転性能が悪化する。多くはゴムシールやダストカバーが原因のことが多い。TNIセラミックもゴムシールの摩擦が影響しているように思われる。

ところで、Enduroのセラミックベアリングは特別である。手を加えんでも回るし、手を加えるとさらに回りまくる。レコードハブかレーシングゼロのハブくらい良く回る。(レコードもレーシングゼロもハブはセラミックじゃないけど、基本構造は同じカンパ系だし、構造自体が素晴らしいのだろう)

それなら、自転車のような低負荷、低回転で使うなら、日本製のベアリング(NTN製とNSK製)のステンレスベアリングで精巧に作られているものの方が、どこで作ったかわからんようなセラミックボールベアリングより、トータルで考えると性能が良いのではないか?と思い、昨日の朝にBB30に使えるベアリング(BB30用として売られているベアリングとサイズが同じステンレス製シールベアリング。シールベアリングではない。)を注文したら、今朝届いた。1個700~800円台。お手頃価格である。注文したのはNTN製のシール形状の異なる2種類とNSK製を1種類。手で回してみると、予想通り防塵性が最も優れているらしい、よく自転車に使われているタイプのオレンジゴムシールのベアリングの回転が一番悪い。NSK製の回転が一番軽い。シールを剥がしてみたら、どれも回転は同じくらい。シールの構造によるのだろう。

買ったのはこの3つ。

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と言いたいところだけど、デジカメを忘れたので続きは明日以降。

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