ダイエット学概論 序論(2)

こんなダイエットは、このブログを見てくれている多くのヒルクライマーさん達には関係ないと思いますが、一番手っ取り早いのは、食わずに動き回る。激しい運動はしてはいけない。してもええけど辛いだけ。いや、できません。絶対に。とにかく息は上がらん程度、しんどく感じない程度で動き回る。

その昔、あれは大学4年の夏、22歳の時。胸囲94cm、腹囲93cmと意味不明な体形をしていた。体重は68kgしかないが、筋肉も少なくてかなりのデブ。服はXLとかLL、ズボンは市販品が入らない(ウエストのボタンが留まらない)。
一念発起して、7日間集中ダイエット敢行、1日の食事は1品だけ。例えば、ジャガイモ1個、鶏ささみ2~3本、リンゴ1個など。夜は毎日西濃運輸でバイト。22:00~8:00の10時間労働やったかな?到着荷物の仕分け作業。宅配じゃないので、結構重いものを台車に載せて移動し、持ち上げて降ろさなあかん。荷物を載せた台車を押すだけでも重いので、それなりの運動にはなっていたと思う。それで、7日後には58kgになりました。

7日で10kg減。根性さえあれば、こんなダイエットも可能です。

しかし、自転車競技をやってる人間が、こんなことをやったら持久力がお陀仏になります。1週間も休んだらかなりガタ落ち。仕方ないから運動強度を時々上げつつ、そこそこの強度の運動も毎日続けつつ、食う量を減らし、体脂肪を減らさないといけない。これが難しいんです。中強度以上の運動をすると、筋グリコーゲンが一気に減るし、筋肉もダメージを受ける。これらを回復させるために、「糖質を食いなさい」とか「肉を食いなさい」とか。ダメージの質によって、大体脳が求めてくるものが予想できます。家に帰ったら予想通りの命令が下る。これに抗うのは不可能に近い。脳が必要と感じている分だけをきっちり摂取できれば、何ら問題はないけど、普通は過剰摂取してしまう。だから現状維持、もしくは増量する。しかし、持久力を維持するためには低~中強度の運動だけでは足りない。高強度の練習も織り交ぜないといけない。高強度の練習の前には筋グリコーゲンを十分回復させておかないとパフォーマンスが落ちる。高強度の練習の後には大食いが待ち受けている。つまり、ダイエットの邪魔をするのは持久力を維持もしくはアップするための高強度の練習なのです。












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