ダイエット学概論 序論(3)

都市伝説あれこれ

(1)炭水化物は太る

(2)運動して20分経たないと脂肪は燃えない

(3)きつい運動は無酸素運動で、脂肪は燃えない

(4)脂肪が一番燃えやすいのはウォーキングなどの軽い運動

(5)筋肉を増やせば基礎代謝が増える

とりあえず、今思い付くのはこれくらい。ぜ~んぶウソまたは誇大な表現。他にも思い付いたら追々書いていきます。

(1)運動してなくて700gぐらいの炭水化物(実際には、糖質=炭水化物ー食物繊維)を取り続けたら、ブドウ糖からの脂肪酸合成が進むらしい。炭水化物700gと言えば、ごはん2kgほどです。もし、脂肪に変換されるとしても、カロリーベースで7割ぐらいしか脂肪になりません。つまり、1000kcalのブドウ糖が脂肪に変換されると700kcal分ぐらいの脂肪ができる。残りの300kcalはエネルギーの無駄遣い。

(2)脂肪は常に燃え続けている。運動開始直後は血中脂肪酸を使うけど、脂肪細胞からの脂肪の溶け出しは急には増えないので、一旦血中濃度が減少し、徐々に脂肪細胞からの脂肪酸の溶け出し量が増えて、運動前を上回るのが20分頃というだけのこと。

(3)脂肪は常に燃え続けている。たとえクレアチンリン酸を使った無酸素系のエネルギーを使っているときでも、脂肪は燃えている。

(4)脂質燃焼率(消費エネルギーに占める脂質燃焼量の割合)は軽い運動の方が多い。最も多いのは空腹で寝ているときで、9割程度。と言っても、消費エネルギーは数十kcalなので、その9割と言ってもたかが知れている。自分のデータとは異なるが、一般的には軽い運動では1時間に300kcalぐらい消費するらしい。その時の脂質の寄与は2/3程度とか。200kcalぐらい燃える。LT付近になると(いわゆる有酸素運動の上限。ホンマは違うけど)脂質と糖質は1:1で燃えて、消費エネルギーは・・・一般的な値はしらんが、自分の例では800kcal程度。半分が脂肪からのエネルギーで400kcal。これ以上きつい運動になると脂肪の燃焼率は激減していく。運動生理学の本でしょっちゅう見掛けるグラフで、25%VO2max、65%VO2max、80%VO2maxの糖質と脂質由来の消費カロリー量を書いた棒グラフによれば、65%VO2maxの時が最大である。65%ってゆうたら、運動し慣れてない人にはそこそこしんどい。慣れてる人には、息は少し上がるけど、楽チンな状態。かな?

(5)基礎代謝は、医学的には「体表面積が大きくなると増える」ことになっています。詳しい理屈は知りませんが、体表面積が増えたら熱が出ていく面積が増えるので基礎代謝が増えて当たり前。実際のところ、筋肉1kgの増加で1日40kcalぐらいの消費カロリーが増えるとか。しかし、人間は体温を一定に保たなければならないので、体表面積を増やす方が出ていく熱が大きく増えるので基礎代謝を手っ取り早く増やせる。筋肉の増加による基礎代謝の増加量など比較にならない。つまり、基礎代謝を上げたかったら太りなさい。これが結論。だから、筋肉を増やして痩せるなんてナンセンスなのです。あと、筋肉を1kg増やすのがどれだけ大変か知ってますか?筋トレを真剣にやってたことがある人ならわかると思いますが。そんなことするくらいなら、1日1回、微糖缶コーヒーをブラックコーヒーとかペプシネックスにした方がどれだけ楽か。

 

明日の堺浜夜練に備えてそろそろ寝ます。今日のところは以上!










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